●471 林中の音樂 りんちゅうのおんがく 〇おぐらくしげれるもりのこだち

 表題:林中の音樂
 読み:りんちゅうのおんがく

 収録:(A)中等女子音樂教科書 教師用 巻之5 船橋榮吉,内藤俊二編 大阪開成館 1933(S.8).7.1=初 ◎Copy=(K68)
    (B)中等女子音樂教科書 巻之5 船橋榮吉,内藤俊二編 大阪開成館 1932(S.7).4.3=初/1932(S.7).11.20=訂正再版 ◎[A3-36],Copy=(K93)

 記譜:(A)三部合唱(伴奏付き) 変ホ長調 4/4 (B)伴奏なし

 インチピット:ソ|ミファソラソドミド|ソミファラソ

 曲:メンデルスゾーン,フェリックス(Mendelssohn, Felix)(1809-1847)[ドイツ]
 詞:犬童球渓 ※1930(S.5)作詞

 ※秋の眺め(012)と同曲


[詞] ※(A)中等女子音樂教科書より

1.小暗(をぐら)くしげる森の木立 谷間の流(ながれ)低く歌ひ
  梢の風は小琴(をごと)奏づ 共に歌へ[妙なる調べを|清き調べ]
  共にめでよ自然(しぜん)の樂の音(ね) この世の外(ほか)の~のみ園

2.緑につゝむ深き林 根本(ねもと)に立ちて歌ひ居(を)れば
  小鳥は梢(うれ)に調べ合はす 聲は遠く[こだまをかへして|こだまかへし]
  ひゞき高くみ空に澄みゆく 憂(う)き事しらぬ~の樂土


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